KiraNeiro
KiraNeiro は、動画編集ソフトを使わずに、音楽・イラスト・文章・声を組み合わせた「軽量な動くコンテンツ」をブラウザだけで作り、公開できる無料の Web アプリです。このページでは、できること・基本的な使い方・仕組み・つまずきやすいポイントをまとめて説明します。
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動画編集ソフトを学ぶコストなしで、音楽・絵・文章・声を「動くコンテンツ」にして届けるためのツールです。
解決する問題
楽曲・イラスト・文章・ナレーションといった表現したいコンテンツを持つクリエイターが、それを動画化するためだけに本格的な動画編集ソフトを新たに学ぶ時間・費用・学習コストを払えない、という課題があります。既存の動画編集ツールは「動画ファイル」を前提とした重い作りで、個人クリエイターが日常的に扱うには障壁が高いものでした。KiraNeiro はこの障壁を取り除き、ブラウザを開くだけで着手できる軽量な制作環境を提供します。
作れるコンテンツ種別
| 種別 | 内容 | 主な利用者 |
|---|---|---|
| MV(ミュージックビデオ) | 楽曲に合わせてイラスト・歌詞を動かす | シンガーソングライター、ボカロP、イラストレーター |
| 解説動画 | ナレーション音声に図解・テキストを同期させる | 教育系・解説系クリエイター |
| ショートストーリー | 文章・朗読音声とイラストを組み合わせた短編 | 小説家・朗読クリエイター |
| 読み上げ動画 | 朗読音声にテキスト表示を同期 | 作家・オーディオブック系クリエイター |
| 絵本 | 複数ページのイラスト・テキスト・音声を1本にまとめる | 絵本作家・コミッククリエイター |
| ボイス付き写真 | 写真1枚と音声1本を組み合わせた最小構成のコンテンツ | 思い出投稿・一般ユーザー |
設計思想(他の動画編集ソフトとの違い)
.kneiro)は動画ファイルではなく JSON + アセットファイルの組み合わせで、動画ファイルより軽く、静止画より表現力がある。YouTube・TikTok などへの投稿用に MP4 動画として書き出すこともできる(詳しくは「出力形式の使い分け」参照)サーバーフリー設計(著作権・プライバシーへの配慮)
KiraNeiro は「再生エンジン(ビューワー)」のみを提供するサービスであり、ユーザーがブラウザに読み込んだ音声・画像・テキストなどの素材ファイルを KiraNeiro のサーバーへ送信・保存することは一切ありません(すべてブラウザ内の処理で完結します)。制作したコンテンツはユーザー自身のローカルストレージ、またはユーザー自身が管理するクラウドストレージ(GitHub 等)に保存します。そのため、コンテンツの著作権・公開範囲の管理責任はユーザー自身にあります。
料金
完全無料・機能制限なしで利用できます(カンパ方式)。動画の書き出しが完了した画面で、カンパ・SNS拡散による応援を任意で選べますが、これらは強制されず、制作の途中で表示されることもありません。
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エディタ(制作画面)
メイン対象環境として Windows + Edge、Android + Chrome、iPad + Safari の3環境で動作確認を行っています。それ以外のブラウザ・OSの組み合わせは、動作を妨げる作りにはなっていない(明示的にブロックしていない)ものの、正式な動作検証は行っていません。「非対応と確認済み」ではなく「動作検証を行っていない」状態とご理解ください。
動画素材(MP4/WebM)を追加する場合、WebM(VP9)は iOS Safari では OS 側の制約により再生できません。iOS で動画素材を使う場合は MP4(H.264)をご利用ください。
ビューワー(再生のみ)
公開後にコンテンツを再生するだけのビューワーページは、Chrome・Edge・Firefox・Safari を含む主要ブラウザ(デスクトップ・モバイル問わず)で動作します。再生には制作側のような特殊な API を必要としないため、視聴者側の環境を選びません。
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トップページの「エディタを開く」からプロジェクト作成画面に入り、作りたいコンテンツの種類を選ぶところから始まります。
作成できるプロジェクト種別
| 種別 | ウィザードの流れ |
|---|---|
| 歌詞MV | 楽曲(音声)を追加 → キャラクター・背景イラストを追加 → 歌詞テキストを入力し、行ごとのタイミングを設定 |
| 絵本 | ページ数を指定 → ナレーション音声(任意)を追加すると、音声の長さに応じて各ページの表示時間が自動で按分される → 各ページに背景イラスト・テキストを追加 |
| ボイス付き写真 | 写真1枚を追加(キャンバス全体を覆う背景として配置) → 音声1本を追加(アップロードまたはその場でのマイク収録) → 音声の長さがそのままコンテンツの再生時間になる、最もシンプルな作成フロー |
いずれのウィザードもステップ表示・案内文に従って進めるガイダンス形式になっており、動画編集の知識がなくても迷わず完成まで到達できるように設計されています。ウィザードを完了すると、通常のタイムラインエディタ画面に移動し、そこから自由に編集を続けられます。ウィザードを使わず、空のプロジェクトから自分で組み立てることも可能です。
投稿先プラットフォームに合わせたキャンバスサイズ
プロジェクト作成時(またはあとからいつでも)、投稿予定のプラットフォームを選ぶだけでキャンバスの縦横比が自動設定されます。
| プラットフォーム | サイズ | アスペクト比 |
|---|---|---|
| YouTube / ニコニコ動画 / Bilibili | 1920×1080 | 16:9(横長) |
| TikTok | 1080×1920 | 9:16(縦長) |
| YouTube Shorts | 1080×1920 | 9:16(縦長) |
| Instagram Reels / Stories | 1080×1920 | 9:16(縦長) |
| Spotify Canvas | 1080×1920 | 9:16(縦長) |
| X | 1080×1080 | 1:1(正方形) |
| Instagram フィード(1:1) | 1080×1080 | 1:1(正方形) |
| Instagram フィード(4:5) | 1080×1350 | 4:5(縦長) |
| カスタム | 任意 | 任意のサイズを指定 |
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画像・音声・動画・テキスト・絵文字/顔文字・手書き・エフェクトの7種類の素材をタイムラインに追加してコンテンツを組み立てます。よく使うオブジェクトは「お気に入り」に登録しておくと、他のプロジェクトでも再利用できます。
対応フォーマット
お気に入り
キャンバス上のオブジェクトを右クリック(またはロングタップ)して「その他 ▶ お気に入りに登録」を選ぶと、グループ名を付けて登録できます。登録したオブジェクトは「素材の追加」パネルの「お気に入り」タブから、グループで絞り込みながら選んで再配置できます。配置位置はキャンバス中央・現在の再生位置基準で再計算されるため、元の位置やタイミングを気にせず使い回せます。画像・歌詞・文章オブジェクトのお気に入りはブラウザ内に実体ごと保存されるため、別のプロジェクトでも呼び出せます。お気に入りはプロジェクトファイルには保存されず、ブラウザ(端末)に保存されます。
動画素材の追加(音声なしのループ動画)
「動画」タブから動画ファイル(MP4/WebM)を追加すると、音声トラックを含まない、短尺でループ再生する「動く差し絵」としてタイムラインに配置できます。写真やイラストの代わりに、ちょっとした動きのある映像を使いたい場合に向いています。尺は最大10秒で、10秒を超える動画は先頭10秒までにトリムされます。音声トラックは取り込み時に自動で除去されるため、音声も使いたい場合は下記「動画ファイルからの音声抽出」または「音声」タブから別途追加してください。iOS Safari は WebM(VP9)に対応していないため、iOS で確実に使えるのは MP4(H.264)のみです。
動画ファイルからの音声抽出
MP4(Android の画面録画など)や MOV(iOS の画面録画など)の動画ファイルを「音声」タブから追加すると、映像部分は使用せず音声トラックだけが自動抽出され、通常の音声素材(BGM やメイン音声)として取り込まれます。動画編集ソフトで映像を切り出す必要はありません。PC ではドラッグ&ドロップで追加でき、スマートフォンではファイルピッカー(ファイル選択ダイアログ)から選んで追加します。映像そのものを素材として使いたい場合は、上記「動画素材の追加」(音声なしのループ動画として取り込み)をお使いください。
マイクでの音声収録
メイン音声トラック(伴奏・オケ)をブラウザ上で再生しながら、同時にマイクで歌声やナレーションを収録できます。対応可否はブラウザの録音機能(MediaRecorder API)を自動判定し、対応していない環境では収録の入り口自体が表示されません。Chrome・Edge・Firefox に加えて、Safari(iOS / macOS)も MP4 形式での収録に対応しています。収録した音声は、追加した他の音声素材と同じように以降のトラック配置・タイミング調整の対象になります。収録した音声もサーバーフリー設計の対象で、KiraNeiro のサーバーにはアップロードされません。
マイクの接続方法について
収録には Bluetooth(ワイヤレス)マイクではなく、パソコン内蔵のマイクか有線接続のマイクをお使いください。Bluetooth 接続は通信が不安定になりやすく、収録した音声の一部が欠けて、実際に収録した時間より短い音声になってしまうことがあります。
手書きストロークの設定
手書き追加時は、線の描き方を2種類から選べます。「アニメーションあり」はメイン音声を再生しながら同期して収録し、描いた通りの筆順・速度で線が引かれていく様子を再生時にも再現します。「アニメーションなし」は音声再生とは同期せず描いた線をそのまま静止画として配置します(作成後の切り替えは不可)。色・太さ・線端(丸/四角/突出なし)は、収録開始前のデフォルト設定としても、収録済みストロークを選択しての事後変更としても、同じ設定ダイアログから調整できます。ダイアログの「ランダム」機能を使うと、色・太さ・線端の組み合わせをまとめてランダムに提案させることもできます。
エフェクト素材の追加(雨・雪・花びら・紙吹雪などのパーティクル演出)
「エフェクト」タブから、雨・雪・花びら/落ち葉・紙吹雪のいずれかのプリセットを選ぶだけで、タイムラインにパーティクル演出を追加できます。ファイルを選ぶ必要はなく、選んですぐに既定の見た目で配置されます。追加後は右側のプロパティパネルで、色・不透明度・密度(粒の量)・速さ・大きさ・ゆらぎ、およびプリセットごとの詳細パラメータ(雨の角度や雪の風の強さなど)を調整できます。背景としても前景としても使え、専用のチェックボックスはなく、他のオブジェクトと同じレイヤー順の操作(右クリックメニューの「前面へ」「背面へ」)で切り替えます。たとえばキャラクターの手前に降る雪、背景いっぱいに降る雨、といった重ね方ができます。
手書きストロークの動きの設定
「アニメーションあり」で収録したストロークは、線が現れる動きを後から変えられます。オブジェクトを右クリックして「動き ▶ 動きの設定」を選ぶと、「動き」と「順番」の2つを指定できます。「動き」は線が描かれていく「描く」か、完成した線が消えていく「消す」かを選びます。「順番」は「描いたとおり」(収録したそのままの順番)・「すべて逆」(最後に描いた部分から現れる)・「ひと筆ごとに逆」(一筆ごとの描き方はそのままで、筆の順番だけが逆になる)から選びます。ダイアログには実際に動くプレビューがあり、再生ボタンで確認できます。長い線は等倍だと確認に時間がかかるため、プレビューの速さを1倍〜10倍から選べます(この速さはプレビューの確認用で、作品の再生速度は変わりません)。「アニメーションなし」のストロークは時間による変化を持たないため、この設定は表示されません。作品自体の再生速度を変えたい場合は、「動きの設定」ダイアログの一番上、または右側のプロパティ編集パネルにある「再生速度」(既定1倍、0倍より大きく10倍までを小数点第2位まで指定可)を入力してください。どちらも同じ設定で、実際の再生・書き出し・ビューワーに反映されます(上記のプレビューの速さとは別物です)。速度を遅くして描き終わる前に線が消えてしまう場合は、表示時間が自動的に延長されます。
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画面下部のタイムラインで、複数のトラック(画像・テキスト・音声)を時間軸に沿って配置・調整します。
基本操作
キーフレームの自動記録
「キーフレームを追加」のような明示的なボタン操作は不要です。キャンバス上のオブジェクトをドラッグして移動・拡大縮小・回転させると、その時点のタイムライン位置に自動でキーフレームが記録されます。キーフレーム間の動きはベジェ曲線で補間され、緩やかに始まって緩やかに終わる(イーズイン・イーズアウト)動きも選べます。オブジェクトごとにループ再生(指定区間を繰り返す)の設定も可能です。
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画面中央のキャンバス上でオブジェクトを直接操作し、見た目(位置・拡大縮小・透明度・画像・エフェクト)を時間の経過とともに変化させられます。
オブジェクトの選択・操作
キャンバス上のオブジェクトをクリックして選択し、ドラッグで移動・ハンドルで拡大縮小・回転できます。複数オブジェクトを同時選択して、まとめて移動・スケール変更することも可能です。
プリセットアニメーション
オブジェクトの登場・退場に、ワンクリックで適用できる定型アニメーション(バウンス登場、回転しながら登場、スライドインなど)が用意されています。適用すると位置・スケール・回転・不透明度に複数のキーフレームが自動生成され、その後は手動で個別に調整することもできます。
差し絵切り替え
同一のキャラクターオブジェクトに対して、時刻ごとに表示する画像ファイルを切り替えられます。表情差分や口パクのような表現を、1つのオブジェクトの中で複数枚の画像を時系列に並べるだけで実現できます。
透明度・スケールのアニメーション
オブジェクトごとに透明度・拡大縮小を時系列で変化させられます(フェードイン・フェードアウトなど)。キャンバスの背景色・背景画像も自由に設定できます。
画像エフェクト
画像オブジェクトに、ぼかし・セピア・モノクロ・色調補正などの視覚エフェクトをプリセットから選んで適用できます。プリセットを選ぶとパラメータが自動設定され、そこから個別に微調整することも可能です。処理が重くなりやすいエフェクトは、安価な PC(Chromebook 等)でも快適に動作するようオンオフを切り替えられます。
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歌詞・字幕・ナレーションは「段落・行」を1つのブロックとして扱い、ブロック単位で表示タイミングを調整します。
ブロック単位のタイミング調整
歌詞1行、あるいは文章の1段落を1つのタイミングスロットとして扱い、それぞれの表示開始・終了タイミングを個別に調整できます。音楽再生中に歌詞がタイミング通りに表示されるかをプレビューで確認しながら微調整できます。テキストブロックはタイムライン上で本体をドラッグして時間軸上の位置を移動できますが、左右の端をドラッグしてブロック幅だけを伸縮することはできません(ブロックの幅はテキスト内容とタイミングによって決まる仕様です)。行を追加・削除するとタイミングスロットの対応関係が変わるため、内容を編集した後はタイミングパネルで確認することをおすすめします。
フォント・装飾
フォント・文字色・サイズを自由に設定できるほか、フェードイン・フェードアウトのアニメーションも付けられます。グラデーション塗り・影・輪郭を組み合わせた装飾的な文字スタイルも設定可能で、フォント設定ダイアログの「ランダム」機能を使うと装飾内容も含めてランダムに提案されます。フォントの選択肢は、初期状態では画面の表示言語に対応するもの(例: 表示言語が日本語なら日本語フォント+英数字フォント)のみに絞り込んで表示されます。他の言語のフォントを使いたい場合は、ツールバーの「?」メニュー内の「表示モード」から言語を追加で選択してください。
読み上げ(ブラウザの音声合成機能)
テキスト・歌詞・段落の各ブロックには、ブラウザ内蔵の読み上げ機能(Web Speech API)を個別に設定できます。この機能はHTML書き出し(ビューワー)での再生時のみ有効で、MP4への書き出しには一切含まれません。音声の選択肢は、テキストがサーバーに送信されないローカル音声のみに限定しており、ローカル音声が利用できない環境では読み上げ機能自体が使えません。対応ブラウザ・OSの組み合わせによって挙動が異なり、特にiOS Safariでの対応状況は保証していません(「対応環境」セクションを参照)。
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ノイズ除去
メイン音声トラックに対して、収録時に入り込んだ環境ノイズを低減するフィルタを適用できます。
サウンドエフェクト
リバーブなどのサウンドエフェクトをメイン音声トラックに適用できます。プレビュー・書き出し・公開後の再生のすべてで同じ効果が反映されます。安価な PC でも快適に動作するよう、重い処理はオンオフを切り替えられます。
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オートセーブ → 作業フォルダ(内部)
KiraNeiro は編集内容をブラウザ内の作業フォルダ(Origin Private File System)に自動保存し続けます。エクスプローラーや Finder からは見えない領域です。
Ctrl+S → .kneiro ファイル
Ctrl+S(または「ファイル → 名前を付けて保存」)で、好きな場所に .kneiro ファイルとして書き出します。これが持ち運び・共有できるプロジェクトファイルです。オートセーブはこのファイルを更新しません。他のデバイスで続きから編集したい場合や、バックアップを残したい場合は、このファイルとして明示的に保存してください。
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名前を付けて保存(.kneiro)— プロジェクトファイル
再編集のためにプロジェクト全体を保存します。KiraNeiro で再度開いて続きから作業できます。
動画を出力(MP4)
対応環境では WebCodecs API を使って MP4 に書き出します(最大 1920×1080、書き出し制限なし)。WebCodecs が使えない環境(Firefox・一部の Safari など、iOS Safari も含む)では、自動的に MediaRecorder API による書き出し(MP4 または WebM)にフォールバックするため、iOS でも動画出力自体は可能です。WebCodecs・MediaRecorder のいずれも利用できない環境では書き出し非対応のエラーになります。書き出しには数分かかる場合があります。YouTube・TikTok などへの投稿に使う完成ファイルです。
MP4 の映像コーデックには H.264(AVC)を使用しています。通常、個人での動画投稿や一般的な Web 上での配布・商用利用において、個別に特許ライセンスの手続きが必要になることはありません。
※ただし、有料動画配信サービスでの大規模な配信や、有料メディアとしての大量販売など、特定の商業利用形態においては別途ライセンス手続きが必要となる場合があります。
なお、環境によってはブラウザ起動時に AVC 関連の同意を求められる場合がありますが、これはブラウザ側の利用条件によるもので、書き出した動画の利用を制限するものではありません。
HTML 共有 — 外部接続型
ファイルサイズが小さい。再生エンジンは実行時に kiraneiro.chronovis-software.com から読み込むため、インターネット接続が必要です。エンジンの更新は自動で反映されます。iOS(iPhone・iPad)でもエクスポートボタンから書き出せます。ただし iOS Safari ではローカル HTML ファイルを直接タップして実行可能な形で開く手段がないため、書き出したファイルをファイルアプリ等で直接開くと再生案内画面が表示されます。案内内のリンクから kiraneiro.chronovis-software.com/view を開き、同じファイルを選び直すと再生できます(他のパソコン等で出力したファイルを iPhone・iPad で受け取った場合も同じ手順で再生できます)。
HTML 共有 — 自己完結型
ファイルサイズが大きめ(約 256 KB+プロジェクトデータ)。再生エンジンが完全に内包されているため、オフラインで再生でき、サーバーの状況に左右されません。将来 kiraneiro.chronovis-software.com 側の再生エンジンがバージョンアップされても、この方式で書き出したファイルの再生内容は変わりません。iOS でもエクスポートボタンから書き出せます。ファイルを開いて再生する手順は外部接続型と同じです。
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KiraNeiro は「再生エンジン」のみをホストし、コンテンツ自体の保存・登録は行いません。公開・共有の方法は、ユーザー自身が管理するストレージ上のファイルを指す URL をシェアする方法と、書き出したファイルそのものをチャットアプリ等で直接送って相手のブラウザでローカルに開いてもらう方法の2通りがあります。
URL 共有
ユーザー自身のストレージ(GitHub 等)に JSON+アセットを保存し、https://kiraneiro.app/view?src={コンテンツURL} の形式の URL をそのまま SNS に貼るだけで再生ページとして機能します。OGP(リンクカード表示)は意図的に用意しておらず、クリエイターが自分でビジュアルと文章を添えて投稿することを想定しています。
ファイル共有
URL を用意せず、書き出したファイル(.kneiro や HTML 共有ファイル)そのものをチャットアプリ・メール・USBメモリなどで直接渡す方法もあります。受け取った相手は KiraNeiro のビューワー画面でファイルを選択するだけでローカルに再生できます。この方法ではファイルをどこにも公開せずに、特定の相手とだけ共有できます。
埋め込み(iframe)
<iframe src="https://kiraneiro.app/embed?src={コンテンツURL}"> の形式で、自分の Web サイトに再生エンジンだけを埋め込めます。/embed はコントロールバーのみのミニマルな見た目になります。
ストレージの CORS 制約
ビューワーは指定された URL から直接コンテンツを取得するため、保存先のクラウドストレージが CORS(クロスオリジンリクエスト)を許可している必要があります。GitHub(GitHub Pages・raw ファイル配信)は対応していますが、Google Drive や Dropbox の共有リンクは CORS 制約により利用できない場合があります。
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KiraNeiro はアプリとしてインストールできます(PWA: Progressive Web App)。
.kneiro ファイルを都度取得する必要があるため)12
ライブモーションポイントの収録方法
録画ボタンをONにした状態で再生を開始します。再生中にキャンバス上のオブジェクトをドラッグすると、その動きがリアルタイムで記録されます。手作業で1点ずつキーフレームを打つより素早く、音楽に合わせた自然な動きを収録できます。
表示時間は自動で延びます
ドラッグで動きを記録している途中に、そのオブジェクトの表示終了時刻を過ぎても収録は止まりません。オブジェクトが途中で消えることなく、そのまま最後までドラッグを続けられます。確定すると、ドラッグを終えた時点までオブジェクトの表示時間が自動的に延長されて保存され、書き出した動画やビューワーでの再生にも反映されます。確定ダイアログでキャンセルした場合や、動きが記録されなかった場合は、表示時間は元のままです。
収録確定ダイアログ — 3つのモード
録画を止めると確定ダイアログが表示されます。
歌詞・散文の表示タイミングを収録モードで変更する
収録モードを使うと、歌詞・散文ブロックの各行が表示される瞬間を録り直せます。録画ボタンをONにして再生し、各行を表示させたいタイミングで「次へ」ボタンをクリック(またはタップ)すると、タイミングがリアルタイムで更新されます。歌詞を目で追いながらリズムに合わせてタイミングを打っていく感覚で、手動でのタイムコード入力より直感的に調整できます。
収録中は帯の「タイミング/モーション」トグルで切り替えられます。「モーション」にすると「次へ」ボタンが無効になり、歌詞・散文の表示タイミングはそのままに、位置・サイズ・回転のモーション収録だけを行えます。
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BGM が配置できない理由
KiraNeiro はオーディオファイルの実効再生時間が配置スロット(次の BGM アイテム開始位置まで、末尾アイテムはタイムライン終端まで)に収まるかを確認します。ファイルの再生時間が配置スロットより長い場合、配置が拒否されます。
対処法:より短いオーディオファイルを使用するか、BGM の開始位置を調整してスロットを広げてください。
「再生時間を更新」はいつ表示される?
プロジェクト内のすべてのオブジェクトに終点が設定されており、終点の最大値がプロジェクト終了時間と一致しない場合、ファイルメニューに「再生時間を更新」が表示されます。クリックすると、最も遠いオブジェクトの終点にプロジェクト終了時間が合わせて更新されます。オブジェクトを延長した後にプロジェクト時間を調整し忘れた場合によく起こります。
対応していない機能(意図的にスコープ外としているもの)
対応ブラウザ・環境については「対応環境」セクションを参照してください。